講演詳細

<講演内容>

1.【世界ヒバクシャ展&写真ライブトーク】 講師:森下美歩 世界ヒバクシャ展     
「戦争と核の暴走を止められなかったことへの“おわび”からはじめたい」

2.【自然医学放射線防護情報室からの福島セルフケアレポート】
講師:自然医学放射線防護情報室代表 橋本俊彦

3.【内部被曝を乗り越える食と意識&未来食つぶつぶ試食ライブ】
講師:ゆみこ (株)フウ未来生活研究所   
「伝えます!体の声の聞き方、体に備わっている治癒力を高める食と心」

4.【パネルトーク】パネラー:森下美歩、ゆみこ、河井美香(東京・中野実行委員)
「女性の目覚めと行動が内部被曝を乗り越え、世界を変える」

*終了後に希望者のみ参加のフリーなシェアタイムを予定しています。
参加希望の方は、「懇親会」のお申し込みをしてください。

<講演者紹介>

1.【世界ヒバクシャ展&写真ライブトーク】 森下美歩 


「フクシマ311」以前にも、世界の「核」被害者の数は、広島、長崎の被爆者より遙かに多く、しかも増え続けてきました。わたしの父森下一徹(もりしたいってつ)は、広島、長崎の被爆者の生き様を40年以上にわたって撮り続けた写真家です。チェルノブイリや各地の核実験場、ウラン採掘現場など世界各地のヒバクシャを撮り続けてきた写真家たちに呼びかけ、「真実を伝えることは、社会を変える力を持つ」という信念の下、国内外で「世界ヒバクシャ展」を開催してきました。福島の写真も加えて、ヒバクシャの体験と証言を写真とともに伝えます。

世界ヒバクシャ展

2.【内部被曝を乗り越える食と意識 & 未来食つぶつぶ試食ライブ】ゆみこ


「未来食つぶつぶ」は、わたしが、1982年から30年間、研究と実践を重ねながら提案し続けて、驚異的な効果を上げている五穀と野菜が主役のベジタリアン食スタイルです。体と自然界のルールに沿った日々のおいしい料理で子どもたちを内部被爆の脅威から守れる「未来食つぶつぶ」は、誰もが今すぐ取り組める具体的な方策です。ライブ講演では、試食ライブという新しい試みで、体の中からの気づきをシェアしたいと思っています。
そして、意識と食の転換には世界を変えるほどの力があること、毎日の食卓を変革することで、女性が、「過去の結果としての悲惨な今」を、「未来創造のはじまりとしての今」に変えられること、そして、それを先駆けて実践し、わたしから、わたしの家から世界を変えようと動き出している「つぶつぶマザー世界ネットワークプロジェクト」の活動も紹介します。

つぶつぶjp 

3.<ゲスト講演> 【自然医学放射線防護情報室からの福島セルフケアレポート】
自然医学放射線防護情報室代表 橋本俊彦

今回の原発事故によって、呼吸と食べ物による内部被曝、子供たちは自由に外遊びができない、住むところを追われた憤りと悲しみ、さらに放射線に対する考え方の違いによる地域社会の分断といったことが起きている。あたりまえに生きるためのバランスは一瞬にして崩れ去ってしまった。しかし、八方塞がりの状態ではなく、いのちが求める心地よい方向は必ず存在する。
放射性物質を入れない、入った物は出す、そして免疫力を高める方法を実践する、この3点を対処法の柱に据えた低線量被曝における新・養生法を提案。過酷災害を乗り切るためには正確な情報と対処の智慧、それらを共有するコミュニティーの必要性を痛感し、自然医学放射線防護情報室(9月からNPO法人ライフケアに名称変更)を設立。今回は福島の現状と活動から見えてくること、免疫力を高める具体的な実践法を紹介します。

自然医学放射線防護情報室

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